レイキに関する論文（日本）

レイキに関する論文を

医中誌（いちゅうし）*で

調べてみました。

＊医学中央雑誌の略。

　日本の医学界で定番の

　医学系論文データベース。

2018年4月14日時点で

「レイキ」でヒットした論文は

2,675件。

ただ、この中には

「冷気」「冷却」「冷虚血」

といった

ヒーリングの「レイキ」とは

全く関係のない論文も

入っているので

レイキのシソーラス用語

「セラピューティックタッチ」

で検索すると939件。

939件の論文の中には

会議録や専門家の査読がない

論文も入っているので、

研究結果がある程度信用できる

専門家の目を通して

発表された原著論文のみを

対象とすると195件。

この195件をざっと見た結果、

レイキに関する論文は

たったの1本！

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Wu Shan, Niu Li, Wu Jianfang, Gao Chongmao: Effects of Reiki on Atherosclerosis. Journal of International Society of Life Information Science 28(14): 2010: 31-34.

（動脈硬化に及ぼす霊気の影響）

この研究は、中国江西省にある

九江学院という大学の研究で

日本の国際生命情報科学会

が発行している雑誌に

掲載されました。

論文の主な内容は、

コレステロールを含むエサを

与えた18羽のウサギを

ケージ越しにレイキを流す群と

流さない群に分け、

10週間後、

ウサギの大動脈を摘出して

調べた結果、

レイキ群の大動脈硬化病変は

レイキを流さなかった群よりも

軽減していたが、

統計的な有意差はなかった、

というものです。

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医中誌は

1983年4月～2018年4月現在で

約1,018万件の論文を収録

していますが、

その中でたったの1件しか

レイキに関する論文は

ありませんでした。

ちなみに195件の内訳は

以下のとおり。

・タッチング 103件

・タッチケア 9件

・タッピングタッチ 9件

・タクティールケア 41件

・アロマセラピー 7件

・マッサージ 14件

・岡田式浄化療法 1件

・気功 1件

・レイキ 1件

・ヒーリングタッチ 5件

・セラピューティックタッチ 3件

・自然手技法 1件

タッチング

タッチケア

タッピングタッチ

タクティールケアは

細かい違いはあっても

エネルギー療法を含まない

手を当てるケア。

セラピューティックタッチ

195件中162件（約83%）が

ここに含まれています。

アロマセラピー、マッサージは

195件中21件（約11%）。

そして、

岡田式浄化療法

気功

レイキ

ヒーリングタッチ

セラピューティックタッチ

自然手技法

といったエネルギー療法が

195件中12件(約6%)。

レイキそのものの研究は

中国の研究1件のみだったので

日本でのレイキの学術的研究は

ほぼ行われていないといっても

過言ではない、

ということになります。

もちろん、

医中誌以外にも

論文を探せるデータベースは

いくつかありますが、

医療者の間で

最もポピュラーな医中誌で

検索できないということは

日本の医療界でレイキは

ほぼ認められていない

ということです。

う～む...

ということで

次は海外の論文の検索結果を

お伝えしていきます。

【様々な療法の紹介】

・タッチング

　手で触れること

・タッチケア

　赤ちゃんと親が見つめ合い、

　語りかけながら

　赤ちゃんの素肌に

　しっかりふれる、なでる、

　少し圧をかけながら

　マッサージする、

　手足を曲げ伸ばしするなどの

　手技を行うこと。

・タッピングタッチ

　軽くタッピングするタッチ

・タクティールケア

　10分程度柔らかく包み込むように手で触れるケア

・ヒーリングタッチ

　優しいタッチでエネルギーフィールドをクリアにする療法

・セラピューティックタッチ

　手をかざすことでエネルギーフィールドを整える療法

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